アレクサンダーテクニーク 思考と心 練習 身体の仕組み

マンガを「集中しよう」と思って読みますか?

「一生懸命に」「まじめに」やることってどういうことだと思いますか?

有吉尚子です。こんにちは!

「もっと一生懸命に」「もっとまじめに」

そんな言葉からイメージするものはもしかしたら動作としては「一生懸命にやってるフリ」「まじめにやってるフリ」かもしれませんね。

例えば一人で練習しているとき、面白くて夢中になって吹いているというような練習をしていたら「一生懸命にやってるフリ」「まじめにやってるフリ」をしようなんて思いもしないでしょう。

好きなマンガの最新刊を一気読みしているようなときも「集中しよう」なんて考えてませんよね。

実は学びの質と効率がいいのは楽しいと感じているときだそう。

マンガから漢字の読み方を覚えたり専門的なことを知ったりという経験のある方は少なくないでしょう。

わたしも源氏物語はほぼマンガからストーリーを知りました(笑)

確かにつまらないと思いながら教科書や参考書を読むよりも興味を持ちながら読んだ方が頭に入るんですよね。

音楽も同じでいやいや吹いていたりめんどくさいと感じていたらあんまり頭にも入らないし結局身につきにくいんです。

本当は「一生懸命」は楽しいもの。

「死ぬ気でがんばる」とか「頑張ってるフリをする」が一生懸命ではないんです。

一生懸命とかまじめにと思うときは実は心の中であまり面白くないと感じているときかもしれませんね。

完全無料

*ezweb・vodafone・softbank.ne.jp・hotmailからのご登録の場合、文字化けやメールの配信エラーが大変多くなっております。恐れ入りますが、それ以外のアドレスからご登録をお願いいたします。

  • この記事を書いた人

有吉 尚子

1982年栃木県日光市(旧今市市)生まれ。小学校吹奏楽部にてクラリネットに出会い、高校卒業後19才までアマチュアとして活動する。20才のときに在学していた東京家政大学を中退し音大受験を決意。2003年洗足学園音楽大学入学。在学中から演奏活動を開始。 オーケストラや吹奏楽のほか、CDレコーディング、イベント演奏、テレビドラマBGM、ゲームのサウンドトラック収録など活動の幅を広げ2009年に洗足学園音楽大学大学院を修了。受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。  及川音楽事務所第21回新人オーディション合格の他、コンクール・オーディション等受賞歴多数。 NHK「歌謡コンサート」、TBSテレビドラマ「オレンジデイズ」、ゲーム「La Corda d'Oro(金色のコルダ)」ほか出演・収録多数。 これまでに出演は1000件以上、レパートリーは500曲以上にのぼる。 レッスンや講座は【熱意あるアマチュア奏者に専門知識を学ぶ場を提供したい!】というコンセプトで行っており、「楽典は読んだことがない」「ソルフェージュって言葉を初めて聞いた」というアマチュア奏者でもゼロから楽しく学べ、確かな耳と演奏力を身につけられると好評を博している。 これまでに延べ1000名以上が受講。発行する楽器練習法メルマガ読者は累計5000名以上。 現在オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動のほか、レッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 「ザ・クラリネット」(アルソ出版)、吹奏楽・管打楽器に関するニュース・情報サイト「Wind Band  Press」などに記事を寄稿。 著書『音大に行かなかった大人管楽器奏者のための楽器練習大全』(あーと出版)を2023年8月に発売。Amazon「クラシック音楽理論」カテゴリーにて三週間連続ベストセラー第一位を獲得。 BODYCHANCE認定アレクサンダーテクニーク教師。 日本ソルフェージュ研究協議会会員。音楽教室N music salon 主宰。管楽器プレーヤーのためのソルフェージュ教育専門家。クラリネット奏者。

-アレクサンダーテクニーク, 思考と心, 練習, 身体の仕組み

Copyright © 2022 聴く耳育成協会 All Rights Reserved.